令和8年度 地震避難訓練
実施日:2026年9月26日(土)
実施場所:児童発達支援・放課後等デイサービスSORA時津
訓練時間:13:20〜14:00
参加者:児童4名
職員5名
欠席者:職員1名
訓練種別:事前予告あり/地震発生時の避難訓練
1. 訓練前の事前指導(児童向け説明・事前学習)
訓練開始前に、児童が不安にならず落ち着いて行動できるよう、視覚支援(イラストカード・絵本等)を用いて以下の知識・ルールの確認を行いました。
【児童へ伝えた内容・ルール】
- なぜ避難訓練をするのか
- 「大きな揺れが来たときに、みんなの体と命を守るための練習」であることを説明。
- びっくりするような音が鳴っても、先生たちの指示を落ち着いて聞けば大丈夫であることを伝えて安心感を促した。
- 揺れが来たらどうするか(身の守り方:シェイクアウト姿勢)
- 「まず低く」:しゃがんで姿勢を低くする。
- 「頭を守る」:机の下に入って脚をしっかりつかむ。机がないときは、クッション・カバン・両手で頭と首を守る(「ダンゴムシのポーズ」の実演・練習)。
- 「動かない」:揺れがおさまるまでじっと待つ。
- 避難時のお約束「お・は・し・も(・ち)」の確認
- おさない:前の人を押さない
- はしらない:転ぶと危ないので走らない
- しゃべらない:先生の声が聞こえるようにお話ししない
- もどらない:忘れ物があっても絶対に戻らない
- (※ちかづかない:倒れそうな棚や割れたガラスに近づかない)
- 避難の流れ・持ち物について
- 靴を履いて外に出る手順、避難場所まで先生と一緒に並んで歩くことを確認。
2. 訓練のタイムライン
- [ 14:15 ] 事前学習・説明(上記「2」の内容を実施)
- [ 15:30 ] 地震発生(訓練アナウンス)
- 「訓練、地震です。先ほど練習した通り、頭を守ってください」と声掛け。
- 児童は事前学習で確認した「ダンゴムシのポーズ」や机の下へ避難。
- 職員は出入口のドアを開放、火元・ブレーカーの確認。
- [ 15:33 ] 揺れ収束・安全確認
- 児童の負傷・体調の確認。点呼を実施し、室内の安全を確認。
- [ 15:35 ] 一次避難開始の指示
- 指導員誘導のもと、靴を履き、非常持ち出し袋・点呼簿を携帯して一次避難場所へ移動開始。
- [ 15:42 ] 避難場所到着・点呼・報告
- 一次避難場所へ全員到着。
- 点呼完了:児童[ ]名、職員[ ]名、全員無事確認。
- [ 15:50 ] 施設へ帰着・振り返り講話
- 事前に説明した「お・は・し・も」が守れていたかを児童と一緒に振り返り。
3. 職員振り返りミーティング議事
事前指導の効果と児童の様子
- 事前にイラストを使って「ダンゴムシのポーズ」を練習したため、アナウンス直後に自主的に頭を守る体勢をとれた児童が多かった。
- 「訓練を始めるよ」とあらかじめ予告していたことで、突発的な音に敏感な児童もパニックを起こさずに落ち着いて参加できた。
- 一方で、移動中に「しゃべらない」を守ることが難しかった児童が数名いたため、声掛けの工夫(口元に指をあてるサイン等)を共通理解とする必要がある。
避難動線・誘導・安全確保
- 靴の脱ぎ履きで少し列が詰まったが、事前説明で「押さない」を伝えていたため、押し合い等のトラブルは起きなかった。
- 移動速度に差があるため、歩行がゆっくりな児童・注意散漫になりやすい児童の隣には必ず職員がつく体制を維持した。
持ち出し品・備品
- 持ち出しリュック(一次避難用)、救急セット、児童カルテ・緊急連絡先シートの持ち出し手順は問題なく完了。
4. 改善課題と次回アクション
- 視覚的支援ツールの常設: 「ダンゴムシのポーズ」や「おはしも」のイラストをプレイルーム内に掲示し、日常的に意識できるようにする。
- 抜き打ち・予告なし訓練へのステップアップ: 事前説明を行って手順が定着してきたら、次回以降は児童へ直前予告をしない形(より実践的な状況)での訓練も段階的に検討する。
- 個別支援計画への反映: 音に強い不安を示した児童や、移動時に手をつなぐ必要があった児童について、個別支援計画や支援手順書に対応方法を明記する。
5. 管理者総括コメント
「事前に子どもたちへ分かりやすくルールや身の守り方を伝えたことで、非常に落ち着いた避難行動がとれていた。日頃の療育の延長として、視覚支援を活用した事前指導を継続し、子どもたち自身が『自分の身を守る感覚』を身につけられるよう支援を続けてほしい。」
【訓練写真】







