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2025年7月31日、感染症対策訓練を実施しました。

感染症及び食中毒の予防及びまん延防止のための訓練として、シュミレーション及び感染症の疑いがある児童への対応方法を検討しました。

<シュミレーション>

事業所に1名の利用児が送迎車にて来所。

元気な様子が見られず顔色も良くない。体温は37.5℃、咳嗽、鼻汁症状認められる。

◎対応方法の検討

1. 観察と症状の把握

・体温:37.5℃は微熱の範囲だが、他の症状(咳嗽、鼻汁、全身状態の変化)があるため注意が必要

・元気の有無・顔色:活気がない、顔色が悪い=全身状態が悪化している兆候の可能性

・呼吸の様子:咳がひどくないか、呼吸が速くないか、ゼーゼーしていないか=呼吸器系への影響の可能性

・飲食の状況:水分がとれているか、食欲があるか

2. 医療機関の受診の検討
 以下のような場合は、医療機関(小児科または内科)の受診を検討

・元気がなく顔色も悪い(活動性の低下)

・熱が上がる傾向にある、または解熱しない

・咳や鼻汁が悪化している

・食欲不振、水分がとれない

・呼吸が苦しそう、胸がへこむ(陥没呼吸)、ヒューヒュー音がする

・発疹、下痢、嘔吐など他の症状が出てきた

3. 感染拡大防止の対応
 感染症の疑いがあるため、以下の対策が必要

・マスクの着用(本人と周囲も)

・手洗い・手指消毒

・タオルや食器の共用を避ける

・人との接触を最小限にする(特に高齢者・乳児・持病のある人)

*感染症の疑い者が発生した時点で感染症BCPに沿って初動対応を行う

4.感染症BCP初動対応に移行

5.消毒、清掃の実施
 共有場所(ドアノブ、机、トイレなど)の消毒、清掃を実施しました

095-865-7803